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日々の出来事から思い、動物、科学にわたって様々な自由な内容です。

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第22話 心理的ホラー

思い返せば、わたしは十数年前から得体の知れない恐怖に襲われていた。どのような恐怖かというと説明はできない。何故なら、何に恐怖しているのかわからないからである。今では精神疾患の1つの症状であると知ったが、それが何の役にも立たないことも知った。ただ、恐怖の種類を医学的に分類されただけで、恐怖の原因を医者といえども教えてくれることは出来ないのだ。だからと言って、わたしが主治医を恨む筋合いは全く無く、ただ自分の運命を呪ったり諦めたりするだけである。というのも嘘になって、運命を呪ったり諦めたりすることもない。そもそも、恐怖に襲われているときはそんなことを考える余裕は全く無いのだから、他人に責任を転嫁しないわたしは人格者ということになる(はずであろう)。どういう状況になれば恐怖が襲ってくるのか少しはわかっていた。例えば、電車の中などで、身体の自由が拘束されているときなどである。誰かに強制されて電車の座席に座っているわけではないのだが、じわじわとそして突然恐怖は襲ってくる。叫びたい気持ちになるのだが、我慢しているのか叫ぶことすらできないのか、とるべき行動は次の駅で下車することとなる。下車するとホームの行きつけの売店で生ジュースを購入してほっと一息いれるのだが、問題が2つあった。1つは生ジュースが300円とか500円するので10駅近くの通勤区間で思わぬ散財をすることである。もう1つは、通勤に時間がかかりすぎて遅刻することであった。遅刻といえばと、思わぬ脱線をするところだったが、ようやく思い止まった。遅刻を話題とすれば長くなるからこれでいいのだろう。
  暗闇も恐怖の的であったようだ。暗いと眠れないのである。必然的に眠りにつくのは明るくなってからとなる。これも遅刻の原因であるが、それもよしとしよう。最近では得体の知れない恐怖が襲ってくることは少なくなって快適であったが、また始まりつつあるようなのである。その原因も微かではあるがわかっているつもりである。
  巡回セールスマン問題のことを深く考え出したり、プログラミングしたりしようとすると身体の不調と共に恐怖は襲ってくる。何故なのかは、よくわかっていない。医者に説明することもできずに、ただ自分の体調と相談しながら書き進めるだけである。一度、医者にこのことを相談したことがあるのだが、医者はわたしが何を言っているのかわからないようで、相談は一方的に打ち切られてしまった。医者の気持ちもわからなくはないので、恨むことはしていない。幸い巡回セールスマン問題の話題はあと2話か3話で終わるはずである。説明が酷く不親切で理解に苦しむだろう文章は、このことも一因となっている。わたしの中で巡回セールスマン問題の話題はタブーのようなのである。もちろん、わたしの説明下手と文章力や表現力のなさが、理解不能な文章の最大の原因と思われるが、恐怖も一因であるとの言い訳も少しは考慮して頂けただろうか。
  尚、現在原因不明の右膝痛に悩まされていて明日病院にいってみるつもりである。ついでに、数日前から偏頭痛も起こっていて痛み止めを服薬しているのだが、なんとも不自由な身体になったものである。

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