第15話 いい加減でもない空想
このブログにアクセスされた読者のほとんどが、理解に苦しんでいることと思われる。猫の話題はそれなりに思いを伝えているつもりであるが、それ以外の話題は意図不明であるのではないだろうか。そもそも、書きたいことを書いているだけで読者の方への配慮など微塵もない。数ヶ月前までのブログはこれとは違って、PVだけを気にしていた。それはそれで励みになっていたのだが、ふと書きたいことを書いているのだろうかとかストレスの発散になっているのだろうかとか考えるとほとんど書く気が失せてしまったのだ。従って、このブログは好きなことを書くためだけに存在させることとした。それなら自分のパソコンだけで書いて発信しなければいいようなものだが、やはりどこかで人と繋がっていたいという我が儘な気持ちが残っているのだろう。というわけで日本ブログ村のバナーを貼り付けてしまった。 さて、前話の補足からになるが、点は全て同種のもので+-の区別はない。線分もユークリッドの普通の線分でいわゆるグラフ理論の完全グラフと同一のものを対象としている。しかし、わたしの頭の中のイメージでは点は宇宙の最も小さな構成要素となっている。それは電子などより遥かに小さいものとイメージされているのである。そうすると、どれほどの点数が宇宙に存在するのか量り知れず、この問題は膨大な計算量を扱う学問の分野と密接な関係を持つことになる。 数学のプレミアム問題の1つにNP問題というものがあり、その問題を解くために計算量理論の研究者とアルゴリズム論の研究者が存在するようである。わたしは、どこかの研究機関に所属していたことはないが、NP問題の中の巡回セールスマン問題を解くことに生涯を捧げてきたアルゴリズム論の研究者である。捧げてきたというと嘘になり、本当はその問題を考えることが大好きで25年ものあいだ市井の研究者として生きてきたというのが真実に近い。結果、数年前に解法の1つを見つけて満足して放り出していたのだが、宇宙の創造を考えるために苦肉の策として引っ張り出し、それが前話からの話の種になっている。 興味の無い方には全く面白みのない話で、興味のある方でも面白くないかもしれない。「こんな発見があったら面白いだろうな」という程度の話で、このブログの多くを占めるのはゲーム感覚のわたしの発想となる。但し、論理展開は外さないつもりでいて「いい加減でもない空想」とでも呼べばいいのであろうか。わたくし本人は至って本気で空想に浸っているつもりなのである。