freecontentのブログ

日々の出来事から思い、動物、科学にわたって様々な自由な内容です。

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第2話 空間と時間

 ここで空間の概念を導入したいと思う。以下に子世界の法則を設定したいと思う。 ・1次設定 ① 創造された子世界の空間は親世界では無の点に相当する。 ② 親世界の原始根が分裂すると、子世界にノードN+とN-が1個ずつ生成される。 ③ ノードが生成されると、子世界にすでに存在するノード全てにスペースを生成する。 ④ スペースは、対になるノードが同符号のときS-となり、異符号のときS+となる。 ⑤ S+は1の引力を持ち、S-は1の斥力を持つ。 ⑥ 子世界の時間は親世界が原始根を分裂させる回数(ステップ)に相当する。 ⑦ 子世界は任意の座標系を持つ。 ⑧ N+とN-が、同一座標に存在すると対消滅する。 ・2次設定(この話だけの設定) ① 子世界の空間座標系を単直線とする。 ② 座標は0から始まり、1,2...と増える。 ③ ノードは1ステップで1/距離/2を移動する。 1. 原始根が1回だけ分裂したとする。 (1) N+とN-が生成される。 (2) どちらかが座標0となり、どちらかが座標1となる。 (3) S+が生成される(距離は1である)。 (4) 1ステップ経過する。 (5) N+はS+の引力により座標0+1/1/2=+1/2に移動する。 (6) N-はS+の引力により座標1-1/1/2=+1/2に移動する。 (7) 対消滅を起こす。 (8) 子世界は1ステップの時間だけ存在したことになる。 2. 原始根が2つ同時に分裂したとする。 (1) N+とN-が2つずつ生成される。 (2) 座標0,1,2,3に配列される。 (3) スペースが6本生成される。このとき、必ずS+4本とS-2本となる。 (4) 4つの座標にN+とN-が配列される組み合わせは6通りとなる。 (5) 1ステップの時間が経過すると、それぞれ6通りの組み合わせによって4つのノードの位置が異なる。対消滅を起こすものもあれば、子世界に存在するものもある。つまり、複数の原始根が同時に分裂すると1ステップを越えた時間が子世界の存在時間となる。  酷く説明不足の文章となったが、述べたかったのは次のことである。 ① 要素を主体とすれば1対であれ、複数の対であっても+-は無条件で相殺され対消滅する。 ② 要素同士の関係を主体とすると、複数の対の要素は多くの組み合わせを持ち幾通りもの存在を示すことがある。  結論として、この世界の現象を考察するとき、要素(例えば、個々の粒子や物)を主体として考えるのではなく、その間に働く関係や作用を主体とすべきと主張したいのである。関係や作用を主体とすることは難しいので要素の組み合わせを考察していきたい。  今後とりあえずは、1次設定を条件としてセルオートマトンやフラクタル図形を応用して電子の振る舞いを持つ要素の組み合わせを見つけてみたい。

第1話 閃き

 以下の文章は他のサイトに投稿していたものだが、何の気まぐれなのかこのブログで投稿したいと思った。拠って、何日かは他サイトからの転載となる。宇宙の創造を考えてみたいと思ったのだが、それではブログの更新がままならないからほとんどが雑文となる。


 われわれは、この世界の住人である。ということはこの世界を創造した世界も存在することは容易に想像できる。この世界を子世界、創造した世界を親世界と呼びたいと思う。
 親世界から子世界を見てみると、子世界の数は無限に存在しても問題はないはずである。これは子世界の時間概念も空間概念も親世界に適用できるとは思えないから無理の無い発想であると思う。従って、親世界が子世界の1つを創造するとき、確率は存在しない。無限の中に確率は意味を為さないのであるからこれも当然といえる。拠ってわれわれは、親世界が子世界を創造するときのルールを自由に設定することができる。このルールによって創造された子世界が、実世界の経験則と合致すれば科学とも相反することはないであろう。
 さて、得た閃きは単純な要素でも、その組み合わせは複雑さを生み出すということであった。
 親世界から1つの要素が2つに分裂したとする。この分裂した要素を原始根と呼ぶことにする。この原始根は+と-に分裂し、子世界を創造した。分裂のとき+と-の間には引力も伴っていて、+と-は瞬時に合体し、親世界へと戻っていった。ここで瞬時とは同時ではないので、瞬時の時間を創造分裂時間単位(CST)と呼びたい。CSTがどのくらいの時間であるか比べるものがないのだからただの1単位とする。このケース(1点分裂)では子世界はCSTで消滅することとなる。但し、複数の要素が分裂するときの時間間隔はCSTとは限らない。尚、時間とは子世界での時間で親世界の時間ではない。また、現在用いている時間とも異なる。
 2つの原始根が同時に分裂したとき、子世界には+と-が2個ずつ存在することになる。同時であるからCSTより速いということが重要である。このときも瞬時に2つの要素に合体し、子世界は消滅するであろうか。否である。+と-の間に引力が伴うように、+と+・-と-の間には斥力が伴われるからである。それぞれの合体は別の要素の斥力に阻害されてCSTでは合体できなくなる。
 ここで、+をノード+(N+)、-をノード-(N-)としたい。引力をスペース+(S+)、斥力をスペース(S-)としたい。ノードは+か-の属性を持つだけであり、スペースは+か-の1単位力を持つものとする。


  ノードの属性:符号(+か-) 
 スペースの属性:符号(+か-)
 ノードの性質:他のノード全てにスペースを生成する。符号の異なるノードには引力を、符号の同じノードには斥力を持つスペースを生成する。 


 2つの要素が同時に分裂したスペースはいくつできるであろうか。1点分裂のときは1つのスペースであったが、2点分裂のときは6つのスペースができる。  集合N={N+1、N+2、N-1、N-2}  集合S={<N+1、N+2>、<N+1、N-1>、<N+1、N-2>、<N+2、N-1>、<N+2、N-2>、<N-1、N-2>} ={S-1、S+1、S+2、S+3、S+4、S-2}  即ち、2点分裂N+2個とN-2個からは、S+4本とS-2本のスペースが生み出される。 S+が2本多いからいつかは、合体(消滅)し、子世界は存在しなくなると予想されるが、そのためにはS+2本とS-2本を相殺する時間が必要となる。拠って、CSTを超える時間で合体(消滅)すると考える。尚今後、合体(消滅)を対消滅と呼びたい。
 尚、グラフ理論はノードをN+とN-に区別せず、同一のものとして扱う。拠って、スペースにも+と-の区別はない。その代わりスペースに向きという属性が与えられることもある。上文の集合をグラフ理論では完全グラフと呼んでいる。(グラフ理論ではスペースをエッジと呼ぶ)

第0話 初めまして

 先日、少し疲れて横になり休んでいるとき、ふと閃いた。それは、何年ぶりのことであっただろうか。思い返すと3年ぶりとも5年ぶりとも思えたが、定かなことはわからない。  おそらく、死を迎えるまで2度と来ないと思っていた閃きの瞬間は思いがけずもやってきた。その瞬間は産まれてから2度目のことであり、そのときの感情を表現すると歓喜と不安の織り交ざったものであった。本当に何かの始まりなのか、それともまた泡のように消えていく他愛も無い思いつきなのかよくわからないのである。しかし、2度目ともなるとその瞬間は真の始まりの瞬間であり、わたしを死へと導くであろうことは直感的に理解できている。  一度目の訪れは確かに完結を迎えたのだが、それは何の役にも立たず、ただこのことを知るのは世界でただ自分一人だけだという満足感だけが残った。得たものはある数学の解法の1つであったが、幾人かの知識人に解法を説明しても理解して貰えなかった。欠陥があるというのではなく、ただ理解することが困難であるという。従ってその解法は日の目を見ることなくわたしの中だけに存在する。そのときから数年経った今では、その解法そのものは、実社会になんら役にも立たないであろうことはよく理解しているつもりである。  今回の閃きが完結を迎えるのかはわからない。喜ばしいことは、わたしが一生たいくつしないことが予想されることである。と同時に前回と同じように精神状態を悪化させ、己を死へと導くかもしれない。それでいいと思っている。取り立ててこの世界に未練はないし、楽しいこともない。何かを追い求めているときに死を迎えるのが望みである。死を迎える前に今回の閃きが完結しないことを願うばかりである。